履歴書・職務経歴書の書き方ガイド|テンプレート付き
転職活動において、履歴書と職務経歴書は採用担当者に自分を知ってもらう最初の手段です。書類選考の通過率を高めるためには、ポイントを押さえた書き方が欠かせません。
この記事では、履歴書と職務経歴書の違いから具体的な書き方、よくあるNG例まで、転職活動に役立つ情報を網羅的に解説します。書類添削を受けられるエージェントは【2026年版】転職エージェントおすすめランキングで比較しています。
履歴書と職務経歴書の違い
履歴書と職務経歴書は、それぞれ異なる目的を持つ書類です。以下の表で違いを確認しましょう。
| 項目 | 履歴書 | 職務経歴書 |
|---|---|---|
| 目的 | 基本的なプロフィール情報の提供 | 職務経験・スキルの詳細なアピール |
| フォーマット | JIS規格等の定型フォーマット | 自由形式(A4で1〜2枚が目安) |
| 記載内容 | 氏名・住所・学歴・職歴・資格・志望動機 | 職務要約・詳細な業務経験・スキル・自己PR |
| 重視される点 | 正確性・丁寧さ・基本的な経歴 | 具体的な実績・スキル・即戦力性 |
| 企業が見るポイント | 転職回数・勤務期間・基本情報の整合性 | 実績の具体性・再現性・自社での活躍イメージ |
転職活動では、原則として履歴書と職務経歴書をセットで提出します。履歴書で基本情報を伝え、職務経歴書で「何ができるか」を詳しくアピールするという役割分担です。
履歴書の書き方
基本情報
履歴書の冒頭には、氏名・生年月日・住所・連絡先を記載します。記載時のポイントは以下のとおりです。
- 日付:提出日(郵送の場合はポスト投函日、持参の場合は当日の日付)を記載する
- 写真:3ヶ月以内に撮影した証明写真を使用。スーツ着用が基本
- 住所:都道府県から省略せずに記載する
- 連絡先:日中連絡が取れる電話番号とメールアドレスを記載する
学歴・職歴
学歴は高校卒業から記載するのが一般的です。職歴は時系列で記載し、以下のポイントを押さえましょう。
- 会社名は正式名称で記載する(「(株)」ではなく「株式会社」)
- 入社・退社の年月を正確に記載する
- 現在在職中の場合は「在職中」または「現在に至る」と記載する
- 退職した場合は「一身上の都合により退職」と記載するのが一般的
- 最終行に「以上」と記載する
志望動機
志望動機は、採用担当者が「なぜこの会社を選んだのか」を確認する重要な項目です。以下の構成で書くとまとまりやすくなります。
- 結論:なぜその企業に応募したのか(1〜2文)
- 根拠:これまでの経験やスキルとの関連性(2〜3文)
- 入社後の展望:入社後にどのように貢献したいか(1〜2文)
テンプレート例:
「前職で培った〇〇の経験を活かし、貴社の〇〇事業に貢献したいと考え、応募いたしました。特に、貴社が注力されている〇〇分野は、私が前職で〇〇に取り組んだ経験と親和性が高く、即戦力として貢献できると考えております。入社後は、〇〇の推進を通じて、チームの成果向上に寄与してまいります。」
自己PR(履歴書)
履歴書の自己PR欄はスペースが限られているため、最も伝えたい強みを1つに絞って簡潔に記載しましょう。具体的なエピソードを添えると説得力が増します。
職務経歴書の書き方
職務要約
職務経歴書の冒頭には、これまでのキャリアを3〜5行で要約します。採用担当者が最初に目を通す部分なので、「何ができる人材か」がひと目でわかるように記載しましょう。
テンプレート例:
「大学卒業後、株式会社〇〇に入社し、約〇年間にわたり〇〇業務に従事してまいりました。〇〇の担当として〇〇件のプロジェクトに携わり、〇〇の成果を達成しています。直近では〇〇のリーダーとして、チーム〇名のマネジメントも経験しております。」
職務経歴
職務経歴は、企業ごとに以下の情報を記載します。
- 在籍期間:入社年月〜退社年月
- 企業名・事業内容・規模:会社の概要が伝わる情報
- 所属部署・役職:配属先と役割
- 業務内容:担当した業務を箇条書きで具体的に記載
- 実績・成果:数値で表現できる実績を優先して記載(「売上前年比120%達成」「業務効率を30%改善」など)
スキル
職務経歴書には、保有するスキルを一覧で記載するセクションを設けましょう。
- PCスキル:使用ソフト・ツール(Excel・PowerPoint・SAPなど)とレベル
- 語学力:TOEIC点数や実務での使用経験
- 資格:業務に関連する資格を記載
- 専門スキル:職種固有のスキル(プログラミング言語・マーケティングツールなど)
自己PR(職務経歴書)
職務経歴書の自己PRは、履歴書よりも詳細に記載できます。以下の構成で書くとわかりやすいです。
- 強みの提示:自分の強みを端的に表現(1文)
- 具体的なエピソード:その強みを発揮した場面を詳しく記載(3〜5文)
- 成果:数値や具体的な結果で示す(1〜2文)
- 入社後の活かし方:その強みをどう活かすか(1〜2文)
書き方のNG例
よくある失敗パターンを確認しておきましょう。避けるべきポイントを把握することで、書類選考の通過率が向上します。
- 抽象的な表現:「コミュニケーション力がある」だけでは伝わらない。具体的な場面と成果を添える
- 数値がない実績:「売上に貢献した」ではなく「売上前年比115%を達成」と数値で示す
- 誤字・脱字:基本的な確認不足は「仕事が雑」という印象を与える。提出前に複数回チェックする
- 西暦と和暦の混在:書類全体で表記を統一する
- 空欄が多い:記載できる内容がない場合でも「特になし」と記載する。空欄は意欲の低さに映る
- 長すぎる職務経歴書:A4で3枚以上になる場合は、重要なポイントに絞って簡潔にまとめる
- 前職の批判:退職理由で前の会社を批判するような表現は避ける
提出時のマナー
メール送付の場合
- PDF形式で送付するのが基本(レイアウト崩れを防ぐため)
- ファイル名は「履歴書_氏名_日付.pdf」のようにわかりやすくする
- パスワードを設定する場合は、パスワードを別メールで送る
- 送付メールの本文にも簡単な挨拶と添付書類の一覧を記載する
郵送の場合
- A4サイズの書類はクリアファイルに入れ、折らずに角形2号の封筒で送る
- 封筒の左下に「応募書類在中」と赤字で記載する
- 送付状(カバーレター)を同封する
- 余裕を持ったスケジュールで投函する
面接時に持参する場合
- クリアファイルに入れて持参する
- 予備として2〜3部用意しておくと安心
- 自分の手元にも1部控えを残しておく(面接前の確認用)
まとめ
履歴書・職務経歴書の書き方のポイントをまとめます。
- 履歴書は正確さと丁寧さを重視する。誤字・脱字のチェックは欠かさない
- 職務経歴書は具体性が命。業務内容と実績は数値を交えて記載する
- 志望動機・自己PRは応募先ごとにカスタマイズする。使い回しは見抜かれやすい
- 転職エージェントを利用すれば、書類の添削を受けられる。プロの視点を活用しよう
- 書類選考は「会ってみたい」と思わせることがゴール。読みやすさを意識して作成する
書類作成に自信がない方は、転職エージェントの書類添削サービスを活用するのも一つの方法です。採用担当者の目に留まる書類を作成し、転職活動を有利に進めましょう。
※本記事の情報は2026年5月時点のものです。応募先企業によって求められるフォーマットや内容が異なる場合があります。
※掲載しているテンプレートは一般的な例であり、業界や職種によって適切な書き方は異なります。
※本記事は情報提供を目的としており、特定のサービスの利用を推奨するものではありません。